ファイトケミカルの効果

ファイトケミカルを摂取すると実際にどんな効果があるのでしょう。各野菜によってファイトケミカルの成分は異なり、それぞれ効果が期待できます。

いずれにしても、ガンをはじめ多くの病気に対する「予防」の役割を担っていることに変わりありません。なるべくたくさんの種類の野菜を定期的に摂ることが、万病から自分自身を守るのです。

ファイトケミカルの代表例

成分 食品
アントシアニン 赤ワイン
紫イモ
プロアントシアニジン クランベリー
カテキン 緑茶
タンニン 緑茶
リグナン ゴマ
クルクミン ウコン
リコピン(赤色成分) トマト
スイカ
テルペン類(苦味・香り成分) バナナ
イソチオシアネート キャベツ
オイゲノール(香気成分) バナナ
β‐カロテン ニンジン
ホウレン草
硫黄化合物 白菜(淡色野菜)
グルコブラシシン 白菜(淡色野菜)
システインスルホキシド タマネギ
ニンニク

1万種類もあるファイトケミカルの成分

ファイトケミカルにはたくさんの成分があります。まだ発見されていない成分を含めて1万種類もあるという説もあります。これらは大まかに3つの種類に分類することができ、それぞれの役割をもっています。

  1. ポリフェノール
  2. カロテノイド
  3. 硫黄化合物

いずれもガンに対して効果的な役割を果たす成分です。とくにポリフェノール群は、ガンの原因である活性酸素を防ぐ効果があります。

いわゆる抗酸化作用というもの。ポリフェノールを体内に摂り入れることで、ガンや老化を防ぐことができます。

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